タイガのたわごと

エンジニア兼大学生のブログ

21歳エンジニア兼大学生が思う、3つの「もっと早くからやっておけばよかったこと」【知的生産性向上】

どうも、タイガ(pf.tiger)です。

現在21才、エンジニア兼大学生の僕が3つの「もっと幼いうちからやっておくべきだったと思うこと」を紹介する。この3つをするだけで、知的生産性があがる。これは僕がただ単に信じているだけではなくて、他人からの指摘を受けたこともあったり、他人の経験としても証明されていたりする。一部の人にとっては当たり前だと思うが、まだやってなかった人は参考にしてほしい。

 

 

 

タッチタイピング

メインマシンDellXPS17 9710のキーボード

 

すべてのことに共通してやっておけばよかったと思うこと、それはタイピング。タイピングによって上がる生産性は桁違いだ。冒頭でも話した通り、一部のひとにとっては当たり前すぎるかもしれない。目標としてはある程度正確にキーボードを見ないでタイピングができるくらい。タッチタイピングともいう。(ちなみに僕の平均は65wpm-80wpm)

 

授業中や会議中にメモをとることができる。授業中であれば、先生の言っていること、ホワイトボードに集中しながらメモを取れる。僕はタイピングが速いので会議中に議事メモをとるように頼まれることが多い。さすがに一言一句タイプできるわけではないが、会話の内容を漏らさないようにタイプすることができる。いちいち、あとで振り返って「あの人なにいってたっけ」みたいな質問を減らすことができる。会議がおわって10分後くらいにはかなり忠実な議事録ができあがっているのだ。

 

タイピング自体は仕事にならないと思うが、タイピングと仕事は切っても切り離せない。歩くスピードが速い人のほうが時間に余裕が生まれやすいのとおなじで、電子の世界を渡りゆき、作業をこなすスピードが速いと時間に余裕が生まれる。プログラマでも、インフラ・サーバエンジニアでも結局コマンドをうつし、ドキュメントをかかなきゃならない。

 

レポートの宿題の提出も早くなるだろうし、その分セーブした時間をやりたいことにつかえる。なんでもPCで行う時代、一番文字通り手に触れるのはキーボードなので、タイピングが速いと調べものもメールもチャットも早くなる。集中力も途切れない。いいことづくめなのでとにかくタイピングを練習しよう。

 

おすすめサイトはKeybr.com。このサイトの詳細についてはまた別の記事で紹介したいと思う。個人的な失敗から、知り合いの子供たちが家に来た時にはこのサイトでタイピング練習をさせている。

keybr.com

 

ショートカットキー

メインのキーボード。彼女にタイピングの音がうるさいとよく言われる。

次に重要で、即役に立つのはキーボードのショートカット。タイピング練習と比べると、学習に対する時間的コストが低い。

 

マウスを動かしていろいろと操作をすると、間違えにくいが工数がかかってしまう。単純な作業であればショートカットキーで大丈夫。コピーやペーストも右クリックで「コピー」を選択するとだいたい4秒かかるが、Ctrl+Cでコピーできる。これなら長くても1秒か2秒くらい。こんな単純なこと以外にもいくらでもショートカットキーがあるので、新しいアプリをインストールしたらショートカットキーがあるか確認するようにしよう。

一瞬の差なんて大したことないと思うかもしれないが、パソコンは一生使っていくと考えるとその一瞬の集まりが膨大な時間になっていく。先ほどの例のようにコピペの繰り返し作業をしたとして、30回繰り返すだけでも1分以上の差が開く。悪いこと言わないからなるべくショートカットキーを覚えよう。

 

僕は動画編集や写真編集をしたり、学校の課題でレポートを書いて出さなければならないときがある。すべてショートカットキーを使っている。高校生や中学生の時はそんなことをしていなかったので作業時間をものすごく食っていた。その時間があれば、もっと違う本も読めたし。いろいろできることがあったのではないかと思う。今からその時間を取り戻していく予定。

 

ちなみに余談だけど、ショートカットキーではないが、キーボードの十字キーを小指で使うことになれると、テキストやスプレッドシートを使う際に楽になる。併せて覚えておくと非常に便利。

 

クオリティの高い質問の仕方を覚える


クオリティの高い質問をするだけで、コミュニケーションが円滑になるし、知りたいことを効率よく知れる。これは今働いている会社の社内研修や、個人的に怒られたこと両方を踏まえて、非常に重要だと思っている。あいまいで答えづらい質問をすると回答しづらいだろうし、忙しい人ならかなりストレスもたまるかもしれない。

 

まず対象の問題や事象に対して自分である程度調べ、トピック(何に関してか)、答えてほしいこと、現在知っている情報をかならず入れるようにしている。

 

たとえば、小学生が算数の問題を解いている際に先生に質問する。だいたいの小学生は先生にこう聞くと思う。(クオリティ低の質問を参照。偏見です)

 

 

問題1:2022年5月31日は火曜日です。さて、2000年5月31日は何曜日ですか?

問題2:問題1を参考にしてください。A子さんは2005年7月31日生まれです。A子さんは何曜日に生まれましたか?

 

クオリティ低の質問:「先生、この問題がわかりません

クオリティ高の質問:「先生、問題1と2についてです。一週間が7日だからそれの繰り返しで、間の日数を7で割るのではないかと考えています。ただ、2月29日がある年、ない年の法則がわからないので教えて下さい。

 

解き方:

答え=「例示された日の曜日+例示された日から対象の日付までの日数の絶対値÷7(一週間の日数)のあまり」曜日

  • 問題1の答え:水曜日
  • 問題2の答え:日曜日

 

この「クオリティ高」の質問の仕方をする子供はかわいらしくない。賢そうでなにか指摘されそうと思う先生もいるかもしれない。これは僕の偏見だが、こういった質問をする子は扱いにくい。

 

が、このクオリティ高の小学生は聞きたいことをちゃんと聞けているし、解くために何を答えてほしいか明確に示している。先生もどこから説明したらいいのかわかるので、やり取りがスムーズになる。先生は生徒の理解度を図る必要がなく、ただうるう年の規則を説明したらいいだけだ。比べてクオリティ低の小学生の質問だと、まず教えるのに式のたてかたから説明しないといけないのか、それとも問題の意味を理解できていないのか、一週間が7日間で日付はその繰り返しであることを説明しないといけないのか。答える側も困ってしまうのだ。

 

GAFAのプロジェクトマネージャとのエピソード:

今から4年前の高校3年生の時、とあるGAFAのプロジェクトマネージャの方にラインで質問した。(彼の勤務先がGAFAであるかは正直この話でどうでもいいですが、書いた方が皆さんの食いつきがいいですよね。)僕が送った質問は1行だったが、質問のクオリティが低かったせいか、50行くらいで説教が返ってきた。説教の内容は、質問が曖昧過ぎるということと、もう少し自分で調べてから質問しろということだった。思ってもみない返信だったのでびっくりしたが、すぐに言っていることに納得できた。またこのエピソードに関しては後日記事にしたいと思う。

 

今でもこの時のショックを覚えていて、仕事で質問する際、もしくは技術的な説明をする際は丁寧に、具体的に話すよう心掛けている。意外と、IT系でもシニアのおっさんたち、PMなどの管理職でも指示や質問の仕方が雑な人がいる。心掛けるだけで業務スピードがアップするので気を付けよう。

 

必要以上に詳細を話す必要はない。質問に時間をかけすぎるのもよくないから。具体的に質問をするようにするとよりコミュニケーションが円滑になる。次元の低い質問のやりとりを繰り返す必要もないし、場合によっては新しい知見を教えてもらえるかもしれない。

 

最後に

以上、現在大学生兼エンジニアの僕がおもう、3つの「もっと早くからやっておけばよかったこと」だ。別に僕はミリオネアでもないし、とくに社会的に大きな成功体験をもっているわけではない。でも、この3つのTipsが最近の人生のなかで非常にやくにたっている。

 

自分で言うのもおこがましいが、大学生と正社員をしながら暮らしていくのは忙しく、時間に追われることが多い。それに加え、時折カメラマンの仕事も舞い込んでくる。こういった時短テクや、丁寧なコミュニケーションで低次元な問題を減らし、勉強の時間、仕事の時間を確保しなければならない。ある程度経験から根拠はあるつもりだ。

 

高速になったタイピングとショートカットキーで検索し、文章をまとめ上げる。その後、クオリティの高い質問で問題解決にむかって爆速で突っ走ることができる。そのおかげでいくらか暇になれるので、また勉強したり、好きなことをすることができる。

 

これを読んでいる人は僕より年上かも。ただ、やっていなかったからといって後悔する必要は全くないと思う。いまからでも全然遅くないので、やっていってほしい。新しいことを学ぶのに年齢なんて関係ない。やりたいと思えばやればいい。タイピング練習とショートカットキーはすぐにできると思うので、かなりお勧め。

 

 

追記:前も実はブログをしていたことがあったんですが、タイピングがはやくなってから記事更新のペースが上がったように感じます。速くかけるようになったからといって中身のない記事を出すようなことはありません。みなさん、応援お願いします。写真が得意です。インスタフォローしていただけると最高です。

 

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参考文献:

タイピングが遅い苦手な社会人は仕事で3つも損している|生産性向上のためには

タイピングの速さと仕事の能力の相関関係について | キャリハイ転職

現代のエンジニアが生産性を向上させる最もコスパが良い方法、それはタイピングスキルを磨くことかもしれない - Qiita